ある小さなボーヤは、彼の妹のために献血したら、彼女の命は救われる、と言われました。その6才の女の子は、死ぬ寸前でした。男の子は、2年前、同じ病気で奇跡的に回復したのです。彼女の回復は、彼の特殊な血液タイプにかかっていました。彼は、理想的なドナーでした。医者はこう聞きました。「ジョニー、マアリーのために血を上げたいか?」ボーヤは、戸惑いをみせて、下唇が震えました。でも、すぐに、にこっと笑って、言いました。「良いよ、先生。妹のために血を上げるよ。」2人の子供が手術室に運び込まれました。メアリーは、細くて、ジョニーは、たくましかったのです。無言でしたが、目を合わせたら、ジャニーは、笑顔でした。献血していた時、彼女の疲れた体に命が流れ込むようでした。終わったら、ジョ二—は、勇気を持って「あの、先生、私は、いつ死ぬの?」と小さの声で言いました。医者がその時はじめて分かったのです。ジョニーの戸惑は、ジョニーの死ぬ覚悟でした。献血したら実際に命を捧げるつもりでした。彼は、その瞬間、すごい決断をしていたのです。
「この方(主イエス・キリスト)にあって私たちは、その血による贖い、罪の赦しを受けています。これは神の豊かな恵みによることです。」聖書・エペソ 1:7
先ず、イエス様は、私たちのために十字架に向かって行く時、ものすごい決断をしたことを知る必要があるのです。「私の死によって、彼らを救う。」その結果、主の命によって、私たちに命が与えられるのです。でも、私たちも、イエス・キリストを受け入れる時、「死ぬときまで、私は、主よ、コミットし、お委ねします」と決断するのです。キリストの犠牲への真実な応答です。
福音讃美歌299「小羊なる主の招きに応えて」賛美歌299を聞く
1、小羊なる主の招きに応えて、少しも飾らず、御許(みもと)に行きます。2、心の汚れを除いてくださる、血潮を見上げて、御許に行きます。3、疑い恐れに心が揺れても、そのまま委ねて、御許に行きます。4、すべての傷跡癒してくださる、御霊を求めて、御許に行きます。5、この身を受けとめ清めてくださる、約束信じて、御許に行きます。6、限りない愛に、妨げ除かれ すべてを捧げて 御許に行きます。7、注がれた愛の深さを訪ねて、小羊なる主の、御許に行きます。