Monday, March 2, 2015

「過去に目を閉ざす者は現在にも盲目となる」


先日、55才の誕生日の際、皇太子徳仁さんが日本の歴史認識に触れました。「戦争の記憶が薄れようとしている今日(こんにち)、謙虚に過去を振り返るとともに、戦争を体験した世代から戦争を知らない世代に、悲惨な体験や日本がたどった歴史が正しく伝えられていくことが大切であると考えています」と思いを語りました。皇太子さま55歳、誕生日のお言葉「戦争を知らない世代、歴史を伝えていくことが大切」(全文)

また、先月、亡くなられた元ドイツ大統領ワイツゼッカーがドイツの戦後40年に当たり、議会でこう述べました。「過去に目を閉ざす者は現在にも盲目となる」。演説の力、歴史に刻む ワイツゼッカー元大統領追悼式:朝日新聞デジタル

アメリカのハワイの真珠湾に日本の攻撃を思い出させるアリゾナ記念館があります。日本の広島と長崎に、アメリカの原爆投下の記念資料館があります。両方とも、自国ではなく、他国の罪を思い出しています。でも、ドイツには、ダッハウ強制収容所博物館があります。ドイツは、他の国ではなく、自分の罪を目の前に置いていて、告白しているのです。

聖書は、国として、個人として、罪の悔い改めと「へりくだる」謙虚を説得し、命じています。「わたし(真の神)の名を呼び求めているわたしの民がみずからへりくだり、祈りをささげ、わたしの顔を慕い求め、その悪い道から立ち返るなら、わたしが親しく天から聞いて、彼らの罪を赦し、彼らの地をいやそう。」2歴代誌7:14

参考:ロイター通信:Japan Crown Prince urges WW2 past not be forgotten as memories fadeBBCニュースー Japan's Crown Prince Naruhito urges 'correct' war history

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