聖書は、いつも人々に歓迎され、推薦されてきたわけではありません。かえって何千年にもわたって、恐ろしい迫害やはげしい反対を受け続けてきました。 まず、政治的な権力によるものでした。ネロ時代のローマ帝国や日本の禁教時代(豊臣、徳川)などが、よく知られています。
次いで、宗教が聖書をおおい隠そうとしました。中世のカトリック教会は、人々が自分で聖書を読むことや教えることをきびしく禁じました。
そして今では、「人間が万能である」という思想によるものです。
18世紀の哲学者ボルテールは「百年もたてば、人々は聖書について、何も聞かなくなるだろう」と評しましたが、現在、聖書は依然として、私たちの手元にあります。
1861年、フランス科学院は、「聖書を否定する科学的事実が51もある」と発表しました。ところがその後100年の間に、51の「科学的事実」の方が、1つ残らず、科学者の手によって否定されてしまいました。
このように政治、宗教、人間万能の思想などによる反対や批判にかかわらず、聖書は今もその地位を保ち続けているのです。
聖書・イザヤ40:8「草は枯れ、花はしぼむ。だが、私たちの神のことば<聖書>は永遠に立つ。」
聖書・イザヤ40:8「草は枯れ、花はしぼむ。だが、私たちの神のことば<聖書>は永遠に立つ。」
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