Wednesday, March 15, 2017

おじいさんとジョン


信じるってどういう意味?

ある日、ジョンはおじいさんと一緒に川のそばを散歩していました。その時、土手に近づき過ぎたのでしょう、突然ジョンは足を滑らせ、川へザブン!と落ちてしまいました。ジョンは必死に顔を出そうともがくのですが、流れはどんどんと彼を遠くへと押し流します。ジョンはもうだめだ!と思いました。水は氷のように冷たく、濡れたジョンの洋服は重くなり、彼は自分の体が沈んでいくのがわかりました。しかしその時、ジョンのおじいさんが水に飛び込みました。おじいさんはとても力の強い人で、その川の真ん中でも足をしっかりと踏ん張ることができました。おじいさんは長い腕を伸ばし、ジョンに向かって叫びました。「ここだ!私の手をつかみなさい!必ず助けてあげるから、私を信じなさい!」

ジョンはどうしたと思いますか?

もしジョンがおじいさんのことを信じていたなら、彼はすぐにおじいさんの腕をつかんだでしょう。もしおじいさんのことを信じていなかったら、ジョンは腕をつかまず、自分の力でもがき続けたに違いありません。おじいさんか、自分自身か、ということなのです。
ジョンはどちらを信じるべきでしょうか?

 ジョンは手を伸ばし、おじいさんの腕をつかみました。おじいさんが必ず自分を助けてくれる、と信じていたのです。ジョンはおじいさんを信じました。彼は正しい方を選んだのです。

「しかし、この方(イエス・キリスト)を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。」聖書・ヨハネ1:12


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