山室軍平は、銀座2丁目にある「サマリタン会」という福祉施設で、病人やけが人、生活を持ち崩した人や貧しく生活力のない人などの世話をしている北島たけしというクリスチャン医師にあった。そして、軍平に患者達に一つ聖書の話しをしてもらえないかとたのんだ。
軍平がこころよくひきうけたのはいうまでもなかった。ふたりはとりあえず「サマリタン会」に足をむけた。
その施設の入り口に足をふみいれたとき、軍ペイは不思議な胸のときめきをおぼえた。
その施設の入り口に足をふみいれたとき、軍ペイは不思議な胸のときめきをおぼえた。
こうした社会事業のための施設というものを、はじめて見たわけであるが、粗末な小屋のような建物、不潔なベッド、むっとするような臭気、そして、横たわってうめく病人たちーそうしたものがすべて、神の栄光のまばゆいばかりの光をうけ、福音の光にとけこんでいるのをおぼえた。
「もしわたしでお役にたちますならば。」
軍平は、北島剛に案内されて、ひととおり施設の中を見て歩いてから、軍平は病人をたずね、聖書の話をした。
「。。。主はいわれました。わたしはよみがえりであり、いのちであると。いまなお、主イエス・キリストは活きて、わたしたちとともに働いておられるのです。なんと力強いことでしょう。われわれは、朽ちはてる肉体をもっていますが、すでに永遠のいのちをさずかっているのです。」
「。。。主はいわれました。わたしはよみがえりであり、いのちであると。いまなお、主イエス・キリストは活きて、わたしたちとともに働いておられるのです。なんと力強いことでしょう。われわれは、朽ちはてる肉体をもっていますが、すでに永遠のいのちをさずかっているのです。」
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