Monday, January 4, 2016


「人の噂も七十五日」これは本当?この諺の意味は「世間で人がいろんな噂をしても、それは長が続きするものではない。時がたてば、自然に忘れ去られてしまうものだということです。」『放っておけば良い』という意味が含まれているそうです。なぜ「七十五日」なのか?七十五日は、一つの季節を表すとされていて、季節が過ぎれば、人の噂も忘れられる、ということだそうです。

でも、西洋では違います。噂は、嘘で、深い傷を残すと思われています。ビイトルスのジョージ・ハリソンは「ゴシップは悪魔のラジオである」(Gossip is the Devil's radio.)ある方はこう言いました。「噂は、とても危ない道具である。(しかし、)伝える噂よりも、噂を伝える人のほうをより注意するべきである。」

聖書も日本の諺と違います。噂を軽くとっていません。箴言25:18にこうあります。隣人に対し、偽りの証言をする人は、こん棒、剣、また鋭い矢のようだ。」噂や偽りの証言は、ただ法律上罪であるだけではなく(アメリカと日本も名誉毀損)、聖書では造り主の前でも罪である、と教えています。

日本ででも、噂をデマと言います。それは、英語の”demagogue”から来て、「煽動的民衆指導者」という意味です。「社会や集団のなかで一部の少数の者が大多数のものに対して巧みな演説や論説などを駆使することによって群集心理を操作し、大多数の者を自分たちにとって都合のよい状態に置き換える」者です。人々に偽りの言葉を通して害を与える者です。

忘れられない事は、キリストの恵みの言葉です。イエス・キリストも、言葉の悪口をとても多く浴びせられました。十字架上で「自分を救え」とバカにされました。でも、イエスは、一言も、悪口を帰しませんでした。逆に「父よ、彼らをお赦し下さい。彼らは、何しているか、分からないのです」(聖書・ルカ23:34)と、祈りました。 私たちは、主イエスによって、罪が赦された事を信じるのです。

そうすると、私たちも、人の噂の罪を赦せる人になれるのです。「人の噂も七十五日」と思えるのです。噂しない人になれるのです。今、人に害を加える噂を止めることです。しかし、肯定的に、恵み深い言葉を語るのです。親切なことばは蜂蜜、たましいに甘く、骨を健やかにする。」聖書・箴言16:24 

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