Monday, January 20, 2014

「王の王、主の主」



1837年、ウェストミンスターアビーという教会で、イギリスの王となったヴィクトリア 女王の戴冠式がおこなわれていました。ヘンデル
ヘンデルの「メサイア」の「ハレルヤコーラス」を歌っている間は、参列者すべてが
起立することになっていましたが、女王は起立しない慣習になっていました。
しかし、ハレルヤコーラスが進むにつれ、その終わりの「王の王、主の主」という歌詞が歌われ
ると、座っていられなかった若いビクトリア女王は、女王の特権を無視して、参列者とともに立ち上がって、
両手を胸のうえに置き、頭をたれて主を謙って礼拝したのです。

「ハレルヤ。万物の支配者である、われらの神である主は王となられた。」聖書・ヨハネの黙示録19:6

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